ども。えいひれです。
注文住宅を建てるにあたって
『3Dマイホームデザイナー』による「理想のマイホーム」のイメージ化
をぜひオススメしたい。
特に色々な事を決めていく必要がある『県民共済住宅』勢には効果はバツグンだと思う。
この投稿の目次
3Dマイホームデザイナーで見た竣工後
3Dマイホームデザイナーで作成したイメージと、我が家と竣工後の写真だ。
- 上図は3Dマイホームデザイナーで作成
- 下図は家の竣工後に撮影した写真
家具配置前の写真なので若干イメージが異なるかもしれないが、竣工後に見た我が家は、ほぼほぼ描いていたイメージ通りだった。
「理想のマイホーム」という漠然をアウトプットして精製
前回の記事(県民共済住宅の設計士さんから初電話、初回打合せまでに準備した事)で設計士さんとの初回打合せについて記載した。
その中で一番時間をかけた事は、3Dマイホームデザイナーで「理想のマイホーム」を何度もシミュレーションした事だ。
私の場合、県民共済住宅の打合せが進む度に、更新した間取り図とアップデートした3D図面を持参した。
イメージをアウトプットする度に「理想のマイホーム」の輪郭が仕上がっていく
そして、設計士さんとの打合せが終わる頃には、上記の完成図の3Dマイホームデザイナーのイメージ図が出来上がっていた。
家作りは100人居れば100通り、色々なやり方があると思うので正解なんてないと思う。ただ、我が家の家作りには『3Dマイホームデザイナー』というツールが役に立った事は確かだ。
3Dマイホームデザイナーのメリットとデメリット
2つのメリットをそれぞれ挙げよう。
- イメージが見えると、家作りが楽しくなる
- 相談ツールとして外部共有で役立つ
1.イメージが見えると、家作りが楽しくなる
抽象的ではあるが、3Dマイホームデザイナーの一番シンプルで効果的なメリット
『家作りが断然楽しくなる』
ことだった。
注文住宅には相当のエネルギーが必要だ。特に私達夫婦間。
夫婦で間取りを決める時に大抵は揉めてばかりとか、喧嘩が日常茶飯事になりますよとかハウスメーカーの営業マンは教えてくれないけど、そりゃそうだ。
夫婦でもマイホームという箱に求める事、やりたい事は互いに違うのは当たり前。
でも、同じ方向を向いて、一緒に調べたり、実際にキッチンとか見に行ったり、決めたり。そして都度繰り返される打合せと不機嫌。でも、またすぐに同じ方向を向いて、一緒に歩きだすのだ。
嗚呼もう本当に色々忙しい。
大切なイメージは事前に妻と共有しておく
多くの夫婦がそうであるかもしれないが、私達夫婦は互いに意見が異なる事もザラだった。
妻『外壁は絶対黒が良い。黒かっこいい。』
私『外壁は白いのが好き。白がまぶしい。』
一触即発。
交じり合う事がない意見が出た時も、互いの頭の中にある少しズレた想像で話をするのではなく、3Dマイホームデザイナーで作成した間取りや実際の完成パースを2人で眺めながら、温かい紅茶でも飲みながら共通解を探していく方がずっと建設的で楽しいはずだ。
この時は、二人の意見をミックスして
家外壁の下半分が黒、上半分が白のイメージを作成した。
2人で一緒に眺めて
妻『これは……蔵みたいだね』
と笑い合ったあの日さえ、家作りの楽しい想い出の一つだ。
(外壁の色は、私は妻に一生言われるだろう……。)
2.相談ツールとして外部共有で役に立つ
また、具体的なメリットとしてイメージを自分以外の第三者と共有できる事が非常に大きい。
実際にマイホームの建設が始まってからも
(あれ?ここ思っていたのと違う?)
なんて事も実際に少なくなかった。
そんな時も3Dマイホームデザイナーのイメージ図から資料を印刷して、現場監督さんに送ったり、大工さんに見せて相談することでいくつかの事象は解決できた。
デメリットについて
3Dマイホームデザイナーのデメリットはやはり価格だろう。
- ¥10,500円/本(1台のPCに1ライセンス必要)
- ある程度のPCスペックが必要
私達は私用と妻用で2本購入したので、約21,000円の出費だった。
しかし、何千万もの買い物の方向性を見定めることができる……いや、妻とイメージを共有しながら相談できる事を考えれば、微々たる出費だと思う。
イメージが共有できない相談は「負け戦」である
どのバージョンを買えばいい?
2022年時点では、一番安い『3Dマイホームデザイナー13』で十分だと思う。
- 3Dマイホームデザイナー13:約10,500円
- 3DマイホームデザイナーPRO10:約60,000円
PRO版にも興味はあったが、自分がやりたい事は『3Dマイホームデザイナー13』で全部できた。
一番大切なこと:家具~スイッチを全部配置
最後に忘れずにやっておく事と良いことがある。
それは間取りだけでなく、家具、照明、そしてスイッチまで全部漏れなく配置していく事。
また、イメージの再現品質を上げるために「クラウド素材」で新しいキッチンや床材、壁紙なんかの追加ダウンロードは必ずやった方がいい。
似ている素材・家具でもいいかもしれないが、「クラウド素材」の機能を使って、自分が実際に使いたい壁紙、家具、照明などを配置していけると更に生活を実感できると思う。
そして完成した間取りを、日々の生活をイメージしながら歩いてみる。
例えば夜に洗濯をする時。
手探りで電気のスイッチを付けながら、洗濯カゴから洗濯機に衣類を入れて洗剤を取り出して、スイッチを入れる。洗濯が終わった衣類を乾太くんのフタを開けてちょっと背伸びして入れる。最後に乾燥した衣類を収納する。
食事を作りながら洗濯をする時は?
キッチンで料理をしている時に乾燥機のアラームは聞こえる距離?
ディティールを上げれば上げるほど、3Dマイホームデザイナーで仕上げたバーチャルマイホームでの生活はリアルになってくるはずだ。
もっとも私の場合、そのリソースの大半を仕事部屋につぎ込んだ気がします
最後にマイホーム最大の目的ともいえる「仕事部屋」の現在をちょっとだけ。
次はフェイクグリーン探し。(妻には内緒で)(つづく)
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