「この世には、知らねばならない事がある。」
ども。もこ屋のえいひれです。
相変わらず3DSの事は子供にはナイショだが、ここ最近、3DSを持ち歩いて出かけている。
そう、「すれちがい通信」が面白いのだ。
通勤途中ですれ違いを知らせる緑のランプが光ると、なんだか楽しくなってしまう。
さて、そんな中、近所に何度もすれ違う子が居る。
スポンサーリンク
時間帯、場所から考えるにマンションの階下に住んでいる子である事はほぼ間違いないだろう。
というわけで、今回は3DSの「すれちがい(すれ違い)通信」について書いてみよう。
この投稿の目次
同じマンションの子(小学校男子)と複数回すれ違う
多くの人達は既にご存じかもしれないが、Nintendo 3DSには「すれちがい通信」という機能がある。
これは、あらかじめ自分の分身である「Mii」を作成して登録し、「すれちがいの送信内容を設定する」ことでリアルですれ違った人たちと3DS同士で交信する、という機能だ。これを3DSに設定しておいたら、マンションの同じ子供と何度かすれ違っているのだ。
すれ違っている子は、どんな子?
スポンサーリンク
すれ違っているマンションの子は、いわゆるお隣さんで、リアルで面識がある。
礼儀正しく良い印象の少年だ。
とは言っても、そこは大人と子供、
すれ違っても挨拶する程度でプライベートな会話はあまりした事がない。
「すれちがい通信」で登録された彼のMiiはハンドルネームだったが、ハンドルネームが実名を知ってると、なるほど、と思う名前だった事と、何よりあまりにMiiがそっくりだったのですぐに解った。
正直、Miiの似顔絵力は侮れない。
「すれちがい通信」で解ること
さて、この「すれちがい通信」から、相手のどんなことがわかるのだろう?
すれちがい通信で送られてくるデータは以下の通りだ。
▼すれ違い通信で送られるデータ
- Miiデータ
┣名前
┣似顔絵アイコン
┣場所(国/都道府県まで)
┣犬派or猫派
┣趣味(既定の答えを選択)
┣夢(既定の答えを選択)
┣Miiの誕生日
┗Miiの作成者 - 最後に遊んだゲーム
- 最後にすれ違った時間
- 合計すれ違い回数
- 広場のMiiの数
- 挨拶メッセージ(表示されるのは一度のみ。全員共通のもの)
- 個別メッセージ(表示されるのは一度のみ。同じ人と2回以上すれ違った場合。任意の16文字)
こうやって列挙してみると、情報はあるのだが、趣味や夢は既定の答えからの選択式であるため、個人情報にはつながりにくい。やるなニンテンドー。
すれちがい通信で「相手の特定」はできるのか?
さて、すれちがい通信のMiiデータこれだけの情報がやり取りされるわけだが、「すれ違った相手の特定」はできるのだろうか?
基本的に「相手の特定」に必要な条件は、
- 「いつ(When)」
- 「どこで(Where)」
- 「誰と(Who)」
の3つの情報だ。これら情報のうち、
- 「いつ(When)」→『最後にすれ違った時間』に記載
- 「どこで(Where)」→ 1.「いつ(When)」の時間から推測可能
つまり、すれちがい通信を細目に確認していれば、1.「いつ(When)」と2.「どこで(Where)」はすぐに入手できるわけだ。
残すは、3.「誰と(Who)」情報がMiiデータには含まれていれば、特定に至るわけだが、実際のところ、これは割と厳しい。「Miiの名前で特定できる(既知の間柄)」「似顔絵アイコンが似過ぎ(容姿での識別)」など以外では、Miiデータから個人を特定するのは難しいだろう。
リアルで得られる情報から「誰と(Who)」を識別
3.「誰と(Who)」の特定する可能性を上げるのは、やはりリアルで得た情報との組み合わせた場合だろう。
リアルで得られる情報は、
- 3DSの所持を目撃される(=個人の識別)
- 複数回のすれ違い(=同じルートの可能性)
になってくる。
まず、「3DSの所持を目撃される」場合。これは非常にわかりやすい情報だ。
特に人混みの中など、不特定多数の可能性がなければ「誰と(Who)」を識別される可能性はぐっと狭まってくる。最近は電車に乗っていても、1車両中は誰かしら3DSをプレイしている事が多いので、3DSの所持を目撃するケースは少なくない。
「複数回のすれ違い」も同様に、「誰と(Who)」の識別を手伝う要素だ。
2度や3度では難しいかもしれないが、その回数が増えれば増えるほど、特定のための条件を狭めていくことになるだろう。
実際のすれちがい通信であった例「NGな設定」
「釣りか!」と突っ込まれそうだけど、実際にあったケース。
「ケータイ欲しい♪」という女の子のMii。
- Miiデータ
┣名前:まりちゃん(仮です。実際はXXちゃん)
┗似顔絵アイコン:かわいい女の子系 - 最後にすれ違った時間:電車で3DSをプレイしている子を見た時刻
- 挨拶メッセージ:「ケータイ欲しい♪」
リアルでの情報:
3DSを電車内でプレイしている女子(小学生)を発見。
両親と電車に乗っていた時、3DSをプレイし始めた小学生くらいの女子。
「挨拶メッセージ」が「ケータイ欲しい♪」だった。
挨拶メッセージは、Mii広場で出会った時の一回しか表示されず、後からは確認できない(多分……)
とはいえ、この挨拶メッセージは
- 年齢の特定につながる可能性:携帯電話を持っていない小学校~高校生くらいが書きやすい
- アプローチ誘発の可能性:「ケータイ欲しい♪」→「買ってあげるよ?」など接触のきっかけになりやすい
再会する確率は低いとはいえ、娘を持つ父としては「模範的NGなMii設定」と言える。
「すれちがい通信」で何ができるのか?を知っておいた方がいい
以上、3DSの「すれちがい通信」で出来る事をまとめてみた。
家と学校を拠点として、いくつかの課外活動、親とのお出かけくらいで、その行動範囲はクローズである。3DSを持って出歩く事が増えれば、同じ人と何度もすれ違うのは避けられないし、そのすれ違った人が必ずしも良い人とは限らないのだ。私達、大人もそうであるが、こどもの活動エリアというのは、更に狭いものだ。
大人として3DSでどんな事ができるのか、を知っておいて損はないだろう。
スポンサーリンク
よくある
あやさん。レスありがとうございました。
いまだに「すれちがい通信」で個別メッセージをもらった事がないえいひれです。
すれ違う回数が数十回ともなると、最後にプレイしたゲームなどから、
プレイ状況が意外に伝わるものですね。