ども。妖怪ウォッチのアニメは放送1回につき、子供と3回以上強制リピートされているもこ屋のえいひれです。

先日、妖怪ウォッチのアニメ版第39話『「U.S.O」と「ネタバレリーナ」』の回の再放送が休止になった。 この回は特に多くのパロディーが放送され、その休止理由については色々推測されていたが、10月30日に行われた定例会見で次のように明かされている。

一方、アニメ「妖怪ウォッチ」（金曜午後６時３０分）の第３９話（１０日放送）について、ネットなどの配信サービスを停止したことに、高橋雄一社長（６３）は「我々の都合で、今、ひかえた方がいいと判断した」と語るにとどめ、詳細な理由は明かさなかった。
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20141030-1389460.html

詳細な理由は明かさなかったとあるが、「今、ひかえた方がいいという判断」という文脈からパロディネタの一つ「肉汁の大噴火」を、御嶽山の噴火に配慮したものと思われる。

それにしても39話は今までの中でも特にパロディネタが多かった回だ。そんな第39話に登場したパロディネタをまとめてみた

１．給食のグルメ「プリン」

元ネタは「孤独のグルメ」

「語らねばなるまい。」から始まり、何かに憑りつかれたケータが給食の一品をゴロー調で取り上げる。私はこの給食という懐かしいメニューを語る切り口が大好きだが、ウチの子供たちには今一つウケが良くない。

２．U.S.O「チャーラーラー♪ウッソ―！」

元ネタはピンクレディ「UFO」

「転校しちゃうの！」から唐突に踊りだすフミちゃん。

３．芸人らしきグルメレポート1

元ネタは「彦摩呂」

見た目も完璧にその人である。

４．芸人らしきグルメレポート2「カンペ」

引き続き元ネタは「彦摩呂」

スタッフが出したカンペに「肉汁の大噴火や」と書かれているので、9月27日に噴火した御嶽山に配慮した、というのが今回の休止の真相か？

５．アイドルユニット「ニャーKB」

元ネタは「AKB48」

ちなみに曲も「ベビーローテーション」となっており、「ヘビーローテーション」を”の付与だけでパロっている。

６．USOの嘘「滝川クリステル」

元ネタは東京オリンピック招致の際に披露した滝川クリステルの「お・も・て・な・し」

アニメでその動きまで再現されている。

７．USOの嘘「オリンピック開催地決定」

元ネタは、IOCのロゲ会長が発表した東京五輪決定の瞬間。

実は、メガネをかけたロゲ会長の姿だけではなく「カードの持ち方」まで実際の映像と同じである。

８．USOの嘘「バラク・オバマ大統領」

元ネタはアメリカ合衆国大統領のバラク・オバマ

ちなみに写っている老人はいつもOKサインを出しているじいさんだ。

９．USOの嘘？「E.T.」

元ネタは1982年公開の映画「E.T.」

さすがにこのネタは、今の子供はまず解らないと思われる。ちなみにE.T.はThe Extra-Terrestrial で「地球外」の意味らしい。

10．ネタバレリーナ編の「SPACE WARS」のポスター

元ネタはSTAR WARS

版元のルーカスフィルムが米ウォルト・ディズニーに買収されたため、最初はこれが網にかかったと思ったが、39話以降でも引き続きパロティとして登場しているので問題はなかったと考えられる。ちなみにポスターのレイア姫役がポニーテールになっているが、弥生時代みたいな髪型だった原作に比べ現代っぽい印象だ。

11．ジバニャン登場シーン

元ネタは「コマネチ」

これは今までも何回か出ているので問題はないと思われる。

番外編．次回予告

音声だけになるが、予告編で「ネタバレリーナ、恐ろしい子！」のナレーションが入る。

元ネタはガラスの仮面。月影千草が北島マヤの才能を評価したセリフである。

以上39話で登場したパロディネタを駆け足でまとめてみた。

元ネタがわからなくても、ウチの子供たちは楽しんでいるようだ。今後も子供と一緒にリピートしながら見守りたい。